今日、DocomoのPHSを解約してきました。
下高井戸のドコモスポットで可能だったので遠出せずに済んで良かった……。
注意! §
もし、私のPHSの番号を知っている人がいたら、これ以後無効になりますのでご注意ください!
使用していた機種 §
使用していた機種はPaldio 611Sでした。
1999年1月に買った物で、それからずっと毎日持ち歩いていました。
ちなみに、その前は別の機種を使っていました。PHSサービスが始まった直後から使っていたことになります。
解約理由 §
Paldio 611Sの音声通話がおかしくなってきたため。
音が極度に小さかったり、急に大きくなったりして、実用に耐えなくなっていました。
PHSは、解約するチャンスを考えていたようなところがあったので、これを機会に解約しました。DocomoのPHSは新規契約を受け付けていないので、復活はあり得ません。
ちなみに、携帯通信デバイスは、既に持っているFOMA SH901iのみとなります。
Paldio 611Sを買った理由 §
確か、宮崎駿ネットワーカーFCの麦茶さんに見せられて食指が動いたためではないかと思います。それまで持っていたPHSはデータ通信を行うためには、音声通話モードとモデムを使うようになっていて、イマイチ実用性が無かったのに対して、これはPCカードスロットにCFアダプタ経由でダイレクトインして、しかも32K×2=64K通信もできました。
Paldio 611Sの長所 §
実に7年以上、無造作にポケットに放り込んでいた状態で動き続けてくれたので、文句などあろうハズもありません。塗装もかなり剥げていましたが、それでも動いていました。
使い勝手も最高に良かったと思います。
フリップを開いてカバーを外すとCFカードスロットに直接入るので、PDAのHP Jornada 548にダイレクトに入れて通信できました。
PCカードアダプタを入れるとパソコンのPCカードスロットにも直接入ります。
この直接入るというのは重要な価値です。なぜなら、立ったまま通信する場合、本体を持つ手と操作する手で2本の手は尽きてしまうからです。ケーブルで接続する方式だと通信機器を支える手がもう1本必要です。
更に重要なのは、問題なく音声通話ができたことです。上記の特徴を持つデバイスはP-inなどがありますが、1つ持っているだけでデータ通信と音声通話が可能なのはPaldio 611Sだけです。
これが理由で、ずっとこのデバイスを持ち続けたと言っても過言ではありません。
Paldio 611Sの問題点 §
後継機に恵まれないことが、最大の問題点だと思います。
CF/PCカードスロットに直接入るという条件と、問題なく音声通話できるという条件を両立するデバイスは、おそらく他社製品や携帯電話まで範囲を広げても、ほとんど無いはずです。
後継機 §
直接の後継機はナシ。
一応、FOMA SH901iが役目を引き継ぐことになりますが、はたしてどこまでカバーできるか。
ちなみに、W-ZERO3への買い換えという可能性もあり得ます。
いずれにしても、外出頻度が少ない+外出中に通信する機会が少ないという理由により、モバイルデバイスにはあまり熱心ではありません。